2011年12月20日火曜日

2011年度西洋美術史実地研修

大学を飛び出して、いざ名作との対話の世界へ!
「西洋美術史実地研修」では、学内で学んだことをさらに深めるため、東京などの美術館・博物館に出かけて作品を実際に見ることで、自分自身で「体感」「体得」していきます。
前期・後期の土日を利用して4回ずつ実施しています。研修前に展覧会出展作や作家について学び、研修後には実地観察に基づいて作品について考える機会を設けています。
他にも3泊4日で京都の寺院などを訪れる「日本美術史実地研修」があります。

スケジュール
西洋美術史実地研修1(前期)
4月23日(土)
三菱一号館「ヴィジェ・ルブラン展」
国立西洋美術館「レンブラント 光の探求/闇の誘惑展」
5月14日(土)
Bunkamuraザ・ミュージアム「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル展」
ブリヂストン美術館「アンフォルメルとは何か? —20世紀フランス絵画の挑戦」
7月2日(土)
東京国立近代美術館「パウル・クレー展」
国立新美術館「ワシントン・ナショナルギャラリー 印象派・ポスト印象派」
7月16日(土)
国立西洋美術館「大英博物館 古代ギリシャ展」

西洋美術史実地研修2(後期)
10月22日(土)
東京都庭園美術館「東京都庭園美術館建物公開展 アール・デコの館」
損保ジャパン東郷青児美術館「モーリス・ドニ −いのちの輝き、子どものいる風景−」
11月19日(土)
江戸東京博物館「世界遺産ヴェネツィア展 −魅惑の芸術、一千年の都−」
同博物館 常設展示
12月3日(土)
国立新美術館「モダン・アート, アメリカン −珠玉のフィリップスコレクション−」
損保ジャパン東郷青児美術館 「アルプスの画家 セガンティーニ −光と山−」
12月11日(日)
三菱一号館美術館「三菱一号館美術館コレクション< II > トゥールーズ・ロートレック展」
国立西洋美術館「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」

東京都庭園美術館
アール・デコ様式の館をじっくりと堪能。ポスターの薔薇は、建物内の階段装飾でした。
藤沢先生と予定を確認したら建物内へ。正面玄関を入ったとたん、ルネ・ラリックの幻想的なガラス・レリーフ扉に魅了されてしまいました。
「雨ニモ負ケズ」庭園めぐり。こちら側からの建物も格別です。ベランダの窓の大きいこと。市松模様の白黒タイル床は斬新でした。
江戸東京博物館
展覧会見学前に集まって、担当者が調べてきたことを発表します。この日はドシャブリ。雨風がしのげる休憩室があってホッとしました。
「ヴェネツィア展」の後は、常設展も見学しました。明治時代の建物の前で、人力車に乗って記念撮影。乗り心地はなかなか!
国立新美術館
ロビーにて、全員集合までの待ち時間。この日も雨。おまけに電車が遅れて、大変でした。
損保ジャパン東郷青児美術館
今日はセガンティーニ展。この前はドニ展を見に来ました。展望回廊からはスカイツリーも見えました。あれ、でも逆光でせっかくの眺望が映っていない…。
三菱一号館美術館
ロートレック展を見終えて、中庭でひなたぼっこ。お昼は何を食べようかな。