2013年7月7日日曜日

西洋美術史実地研修1 第四回目


    

「西洋美術史実地研修1」の第4回目を行いました。

今回は午前中に東京・六本木の国立新美術館にて「貴婦人と一角獣展」、
午後は横浜・みなとみらいにある横浜美術館にて「プーシキン美術館展」という二本立て。



前者は会期終了が近いこともあり、多くの来場者が詰めかけていましたが、展示スペースがゆったりととられており、フランス国外への貸し出しがこれまでに一度しかないというクリュニー美術館所蔵の6点のタピストリーをじっくり堪能。

  


午後の「プーシキン美術館展」はサブタイトルが「フランス絵画300年」、17世紀から19世紀までの作品を中心とした展示構成。

午前中の「貴婦人と一角獣展」が16世紀初頭の作品ですから、今回は二つの展覧会で「フランス美術400年」の流れを見ることができました。

 
  

 






横浜美術館では、開催中のコレクション展「収集のよろこび―美術館に見るコレクション」 も合わせて鑑賞。かなり充実した一日となったようです。                           さて、前期の授業である「西洋美術史実地研修1」の研修は今回が最終回。今期見た八展覧会では、時代は中世末期から19世紀まで、タピストリーもあればポスターもありと、多様、多彩な作品を見ることができた恵まれた年でした。 10月からの 「西洋美術史実地研修2」でも「ミケランジェロ展」を初めとして、かなり楽しみな展覧会スケジュールが各美術館から予告されています。今期、履修が出来なかった人はぜひそちらの履修の検討ください。



 横浜美術館エントランスにて集合写真

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