2017年5月2日火曜日

新入生オリエンテーション旅行の報告(国立新美術館、国立西洋美術館、東京国立博物館+歌舞伎座)

 
本学では毎年4月、新入生を対象とした研修行事を学科ごとに実施しています。
美学美術史学科では、

本学科で学ぶ上での基本的な姿勢を理解すること
学生間のコミュニケーションを図り、学生生活への導入を円滑にすること
各自が美術館・劇場等を積極的に訪れる習慣を身に付けるきっかけを得ること

を目的として、東京都内の美術館などを二日に渡って見学する内容になっています。

教員の紹介や、学生の自己紹介タイム
都内のホテルで簡単なオリエンテーションを行った後、六本木の国立新美術館へ。

国立新美術館前の桜。今年は桜が長く楽しめました。


国立新美術館では草間彌生の大規模な回顧展。


人気が高く、会場はもちろん、チケット売り場もグッズ売り場も満員でしたね。
 続いて銀座に移動し、歌舞伎座で四月大歌舞伎鑑賞。
 
 
 
今年の演目は「傾城反魂香」から「土佐将監閑居場」、「桂川連理柵」から「帯屋」、最後が踊りで「奴道成寺」。珍しく最初の日本が元々文楽の演目で、義太夫節がたっぷりでしたが、比較的分かりやすい内容の演目だったため、楽しめたのでは? 特に「傾城反魂香」の「土佐将監閑居場」は土佐派の絵師の物語とあって、これから日本美術史を学ぶ皆さんにはちょうど良い演目だったかもしれません。
 
ホテルに戻って一夜明け、二日目は上野へ。昨年、世界遺産に登録された国立西洋美術館で「シャセリオー展」と常設展示を見学しました。

 
入館前には「シャセリオー展」と国立西洋美術館について教員より説明を受けます。
毎年恒例、ロダンの地獄門の前で記念撮影をしてから、東京国立博物館へ移動。
 

今年は「茶の湯」展へ。ここでも日本美術史の教員から説明を受けてから入館。
主要美術館から集めた名品ぞろいの展覧会。話題の曜変天目も見られました。



今年はここで解散です。常設展示も見られたでしょうか。


茶室の再現も。
今年は前日までさむい日が続きましたが、晴天にも恵まれ、名残の桜も楽しめました。
新入生のみなさんは十分に交流ができたでしょうか?

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