2017年10月17日火曜日

「芸術の現場から」(県民公開授業)

10月17日の授業では、セゾン文化財団のプログラム・ディレクター、久野敦子さんにお越しいただきました。
セゾン文化財団は、現代演劇・舞踊を専門に支援する日本では唯一の財団で、 1987年に設立されました。久野さんには、現代的・実験的な舞台芸術の表現を支える財団のポリシーと、「助成」という事業の仕組み、行政による文化政策との違いなどをわかりやすくお話しいただきました。
必ずしも資本主義にはなじまない、まだ一般に価値が認められていないもの(新しい価値の創出)を支援する、という財団のポリシーと、それを実現していく上で必要となる様々なステップについて、よく理解することができました。
財団が助成してきた中から、そうした先端的な表現の数々もご紹介くださいました。実験的な演劇・舞踊・パフォーマンスの動向と、国際的な視野にふれることができました。

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