2019年8月28日水曜日

アートマネジメントゼミが中之条ビエンナーレの情報発信を行っています

今年もはじまりました、中之条ビエンナーレ!!
会期始まって三日目、26日に情報発信のための取材に
アートマネジメントゼミ生5名で会場を回ってきました。
今年は初めて中之条、そして芸術祭を訪れる学生が多く、
新鮮な気分で回ってきました。

本日より会期終了まで学生目線による記事を
毎日どんどんアップしていきます。
別ブログにて公開中です。
https://kennjyosuteki.blogspot.com/

どうぞご覧ください!




2019年8月9日金曜日

R1年度「西洋美術史実地研修1」第4回研修

 今期最後の研修は梅雨が長引く7月に行いました。
 午前中は上野の国立西洋美術館で開館60周年記念「松方コレクション展」。
 同館は先年、スイス出身の建築家ル・コルビュジエの設計した建築物のひとつとして世界遺産に登録したことで知られますが、60年前の同館開館には、第二次世界大戦中にフランス政府により接収されていた松方幸次郎のコレクションが戦後になって変換され、変換の条件が国立の西洋美術館を開設することであったことに始まります。
発表は緊張しますね。
西洋の美術の歴史を日本人に伝える美術館建設は、松方幸次郎自身の夢でもありました。彼のコレクションの中でも白眉はモネ自身から購入した作品群でしょう。


 代表的な作品として「睡蓮」があり、本展も最初の展示作品は美術館所蔵の「睡蓮」。最後の展示作品はフランスで留め置かれている間に傷んでしまい、近年修復が行われた大作「睡蓮、柳の反映」。ということで、事前学習では「松方コレクション」についてとモネの「睡蓮」連作について調べてきました。モネが画業の中で3期に分けて「睡蓮」連作にとりくんでいること、最終的には大作を納める美術館オランジュリーが開設されたことなどを踏まえて、作品鑑賞に臨みます。
 戦前の個人コレクションを展示するということで、最初の展示室では従来の作品展示方法とは異なり、壁一面に数段に分けて作品を展示するという20世紀初頭までは個人コレクションの展示で一般的な展示方法がとられていました。

 

常設展示室ではフィンランドの女性画家たちをとりあげた「モダン・ウーマン」展も開催されていました。いまだ他のヨーロッパ諸国では国立美術学校に女性が受け入れられていなかった19世紀半ば、フィンランドでは女性も国立の学校で美術を学び、奨学金を得て、フランスやイタリアなどへ留学することができたそうです。

 午後は目黒にある東京都庭園美術館で「キスリング展」を鑑賞しました。

 事前学習として、「キスリングについて」予習するとともに、合わせて彼のように20世紀初頭パリで活動していた外国人画家たちを総称する「エコール・ド・パリ」の画家たちについても学んでから鑑賞。


 雨に濡れた新緑も美しい広大な庭を備えた東京都庭園美術館は、アール・デコ様式で建てられた旧朝香宮邸を本館としており、建物そのものやその随所に見られるデザインも見どころのひとつです。事前学習では「東京都庭園美術館とアール・デコ」についても予習。いたるところに贅をこらした邸宅は作品とともに目を楽しませてくれましたね。
キスリングが活躍した時代と旧朝香宮邸の建設時期はかさなっており、ほぼ同時代の建物の中で作品を見るという貴重な経験ができたでしょう。
今期の最後を飾るにふさわしい鑑賞経験だったのではないでしょうか。
         








2019年7月30日火曜日

群馬県立館林美術館 「キラキラ☆ビー玉万華鏡を作ろう!」ワークショップを開催します。

群馬県立女子大学×群馬県立館林美術館キラキラ☆ビー玉万華鏡を作ろう!
をアートマネジメントゼミ生が開催します。

ミラー工作紙やビー玉を使って、見慣れた風景をキラキラと輝く世界として見つめ直せるような自分だけの万華鏡を作ります。

日時 8/18(日)午後1時~3時 
対象 幼児~一般(小学3年生以下は保護者同伴)
定員 先着100名 *12時45分よりエントランスホールにて整理券を配布
協力 群馬県立女子大学 奥西ゼミ
会場 別館ワークショップ室
*制作した作品はお持ち帰りいただけます。 
ぜひお越しください。





2019年7月29日月曜日

第6回 わくわくワークショップを開催しました

7月28日、富岡市立美術博物館にて先日の記事でお知らせした
「わくわくワークショップ」が開催されました。

当日は250名を超えるたくさんの来館者に
5つのプログラムを楽しんでいただくことができました。
今回は企画展にちなんだものが多く
「アリス」というテーマの元イメージもしやすかったように思います。

毎年楽しみにしているという方や、低年齢のこどもでも
楽しむことができると好評でした。
学生も臨機応変に対応を行い、
たくさんの参加者と対話を楽しんだり、
子どもたちの発想にびっくりしていました。
みなさん楽しい夏工作でしたね。
また来年~









2019年7月18日木曜日

7月28日に富岡市立美術博物館で「アートマネジメント演習1」の受講生がワークショップを開催します!

今年で第6回を迎える「夏休みわくわくワークショップ」、
授業で5つのプログラムの準備を行ってきました。
当日は美術館の企画展「アリスの時間旅行」にちなんだ
ワークショップを開催します。ぜひ足をお運びください。



【ワークショップ内容】
  • 「オリジナルサンドボトルを作ろう!」:小さなボトルに色のついた砂を入れて自分だけのサンドボトルを作りましょう。
  • 「トランプ兵を作ろう!」:画用紙やモールを使ってアリスに登場するトランプ兵を作りましょう。
  • 「光る!チェシャ猫を作ろう」:好きな色の折り紙などを使ってアリスに登場するチェシャ猫を作りましょう。目に蓄光のシールをはると光るよ!
  • 「オリジナルスタンプでおおきな絵本を完成させよう」:スチロールにようじで穴をあけて簡単なスタンプを作りましょう。記念に皆のスタンプを大きな絵本におしていってね。
  • 「アリスの仲間にへ~んしん!」:学生が作ったペーパープレートの王冠や帽子に自由に色を塗って身に着けられる素敵なアイテムを作ろう。
日時:7月28日(日曜日) (1)午前10時から正午まで (2)午後1時から3時まで
会場:1階市民ギャラリー、創作室、視聴覚室
所要時間:15分から30分(プログラムによって異なります)
対象:幼児から小学生まで
   注:ハサミなどの道具を使うため、保護者の方の同伴をお願いします。
参加費:無料
申込:不要(当日時間内に直接お越しください)
その他:汚れてもよい服装でお越しください。


デザインゼミ、アートマネジメントゼミが前橋七夕祭りに参加しました!

7月6日(土)にデザインゼミとアートマネジメントゼミ15名が
毎年恒例の前橋七夕祭りに参加しました。

今年は梅雨の中休みといった天候の中でしたが
たくさんの来場者がありました。
皆さんには短冊にお願いごとを書いて、笹飾りに吊るしてもらいました。
また、顔出しパネルもたくさんの方が写真を撮って楽しんでいました!
学生たちも会場のお祭り気分を味わいながら
来場者と触れ合うことができました。







2019年7月13日土曜日

アートマネジメントの授業で美術館で展示ボランティアに参加しました

7月5日~9日まで、「アートマネジメント特講1」と大学院「アートマネジメント特殊講義1」の受講生が高崎市立美術館の次回企画展「3は魔法の数字」の展示作業ボランティアとして参加しました。
講義で美術館ボランティアとは何か、という話を聞いた後インスタレーション等の展示を手伝いました。
日によって作業は異なりますが、展示会場を作り上げていく裏側を
少しのぞけたと思います。




展覧会は13日から開催されています、
参加型の作品もたくさんあり、大人から子供まで楽しめる内容に
なっています。
ぜひ会場にも足を運んでみてください!
詳細は→高崎市立美術館HP

2019年7月4日木曜日

R1年度 西洋美術史実地研修2 第三回研修


第3回実地研修は六本木の国立新美術館と新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で行いました。

午前中はまず「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展へ。

今年は、日本オーストリア修好150周年記念ということで、東京都庭園美術館「クリムト展」、目黒区美術館での「京都国立近代美術館所蔵 世紀末ウィーンのグラフィック-デザインそして生活の刷新にむけて」、そして秋には国立西洋美術館で「ハプスブルク展」と、オーストリアの首都として栄えたウィーンがらみの展覧会が目白押しです。

その中では、本展は、1848年の三月革命を経て、近代都市へと生まれ変わっていくウィーンを見せる前半部、世紀末にアカデミーの規範を離れて革新的な美術・建築・工芸・デザインを生み出そうとするウィーン分離派とウィーン工房を扱った後半部といった構成で、ウィーンという都市とそこで生まれた様々な美が提示されていました。

発表はいつも緊張しますね。

 前回「クリムト展」でクリムトとウィーン分離派について学んだので、今回の事前学習では、展覧会副題にも名前があがり、展示において1セクションが当てられている夭折の画家エゴン・シーレについてと、世紀末ウィーンの建築および工芸・デザインを理解する上で重要な様式「ユーゲントシュティーレ」の特徴についても予習。
本展は、絵画だけにとどまらず、ポスターや食器・家具、ドレスなど、多種多様な展示作品があり、博物館展示を勉強している人にとっても興味深い展覧会でした。

午前中は、一つの都市と一時代の美術をテーマに、美術・建築・工芸・デザイン・ファッションに見られる「近代性」に焦点を当てた展覧会だったのに対し、午後は、一人の画家の活動を追うモノグラフタイプの展覧会でした。フランス19世紀、バルビゾン派の画家フランソワ・ドービニーは、日本ではあまり知られていませんが、モネにも大きな影響を与えた風景画家です。
鑑賞前の事前学習ではバルビゾン派とフランソワ・ドービニーについて予習。

 近代化していく都市パリから離れ、フォンテーヌブローの森の中の小村バルビゾン派に集った風景画家たち。彼らはそれまでの風景画家たちと異なり、戸外での写生を重んじたことで知られており、印象派の先駆けとなったと考えられています。

 彼らのうちドービニーは、バルビゾンにとどまらず、セーヌ河を船で旅行しながら、川辺の風景を描いた画家です。水面に反射する光を描いたその作品や船をアトリエにするというアイデアは若いころのモネに引き継がれました。

 今回の展覧会は、日本初のドービニー展ということで、国内外から集めた約20点の作品が展示されていました。最初のセクションではドービニー以外のバルビゾン派の画家たちの作品が紹介され、次いでドービニーが初期にアカデミックな様式で描いた風景画、それから様式を確立して以降の作品という展示構成で、バルビゾン派の中でのドービニーの位置づけ、風景画分野での彼の独自性を浮かび上がらせていました。
 ドービニーは版画作品も仕上げており、版画とともに版木も展示され、版画技法の解説も丁寧にされており、小さな展覧会ながら芸術家の魅力を伝えるための様々な工夫がされており、充実した鑑賞体験を得られたようです。

2019年5月30日木曜日

西洋美術史実地研修1 第2回研修

「西洋美術史実地研修1」第2回研修を行いました。
 午前中は、新緑の美しい上野公園で「クリムト ウィーンと日本1900」展を鑑賞


会場の東京都美術館は、コレクションをもたない、ドイツではクンストハレと呼ばれる形式の美術館です。入館前には、クンストハレの利点と課題について学芸員資格課程の学生による発表を聞きます。
 その後、美学美術史学科の学生により「ウィーン分離派」と「グスタフ・クリムト」について発表してもらいました。
 



天候に恵まれるこの季節、ちょうど都内の学校の課外授業とも重なったようで、20分待ちの行列に並んでから入館となりました。



「ベートーヴェン・フリーズ」の複製による再現展示をはじめとして「黄金様式」時代の大作が並ぶとともに、初期作品や後期の風景画など、あまり目にすることができない作品を見る機会になりました。


今年は日本とオーストリアの友好150周年ということで、この展覧会をはじめ、オーストリア美術に関する展覧会が目白押しです。本展は次回に訪れる「ウィーン・モダン」展の予習にもなりました。

午後は、渋谷に移動してBunkamuraザ・ミュージアムで「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展を鑑賞。

 イギリス北部の町グラスゴー出身の海運王バレル氏による美術コレクションを中心とした展覧会です。彼にフランス美術を紹介していた画商リードは、ゴッホの弟テオとともに働いており、ゴッホによるリード氏の肖像画が最初の部屋に飾られていました。
 時代的にジャポニスムの時代でもありバレル氏は日本美術のコレクションも所有していたようですが、本展では、印象派以前の19世紀半ばの英仏の画家たちの作品が中心に展示されています。
ヴーダンの作品

事前学習では、コレクションの目玉作品を描いた「エドガー・ドガ」と、印象派に先立つバルビゾン派の画家でモネにも影響を与えた「ウジェーヌ・ヴーダン」について調べてもらいました。


     
(海運王のコレクションらしく、海や船を描いた作品が多いのも特徴でした)


 5月とは思えぬ暑さの中での研修でしたが、幸い、体調が悪くなる学生もおらず、鑑賞後は無事に帰路につきました。

2019年5月13日月曜日

群馬県立近代美術館の見学にいきました。

アートマネジメント特講1の授業では
美術館の事業、特に教育普及事業について学んでいます。
そこで、大学から一番近い群馬県立近代美術館に見学にいきました。

最初に15分程度、美術館の事業について
普及担当者の碓氷先生からお話しをいただきました。スライドで、様々な取り組みについてお話ししてくださいました。
学生も興味津々で聞き入っていました。

スライドで紹介をしてくださいました


その後企画展、常設展を見学しました。
短い時間でしたが、近隣の美術館を訪れ、有意義な時間を過ごすことができました。


二枚とも、常設展を見学する様子


美術館の皆さん、ありがとうございました。

大川美術館で初めての連携事業を行いました!

5月5日のこどもの日にアートマネジメントゼミ四年生五名が大川美術館で初めての連携事業を行いました。
ワークショップタイトルは
みんなアーティストこどもの日スペシャルワークショップです
参加したこどもたちの自由な発想を重視して、
今回は様々な素材を用意、自由にセレクトしてもらいベースとなった立方体のボックスにデコレーションしたり、工作をしてもらいました。

              自由に作品を作っていきます
入りきらなくて急遽スペースを増設しました

初めての連携事業でしたし、30名くらいの参加があれば、、とおもっていましたが、開始前からたくさんの家族連れが!!
会場は総勢65名の参加者の熱気で盛り上がり、
みなさん思い思いの作品をじっくりと作っていました。
学生は制作のサポートをしたり、
対話をしながらこどもたちと交流したり、、楽しいひとときを過ごしました。

用意した様々な素材

             参加証のかぶとをかぶって受付をする学生
              ご家族との会話もたのしく、いい作品ができました


大川美術館での初めての連携事業、大盛況に終わりました。また反省点もありますが、
今後に活かせたらよいなと思います。