2019年7月30日火曜日

群馬県立館林美術館 「キラキラ☆ビー玉万華鏡を作ろう!」ワークショップを開催します。

群馬県立女子大学×群馬県立館林美術館キラキラ☆ビー玉万華鏡を作ろう!
をアートマネジメントゼミ生が開催します。

ミラー工作紙やビー玉を使って、見慣れた風景をキラキラと輝く世界として見つめ直せるような自分だけの万華鏡を作ります。

日時 8/18(日)午後1時~3時 
対象 幼児~一般(小学3年生以下は保護者同伴)
定員 先着100名 *12時45分よりエントランスホールにて整理券を配布
協力 群馬県立女子大学 奥西ゼミ
会場 別館ワークショップ室
*制作した作品はお持ち帰りいただけます。 
ぜひお越しください。





2019年7月29日月曜日

第6回 わくわくワークショップを開催しました

7月28日、富岡市立美術博物館にて先日の記事でお知らせした
「わくわくワークショップ」が開催されました。

当日は250名を超えるたくさんの来館者に
5つのプログラムを楽しんでいただくことができました。
今回は企画展にちなんだものが多く
「アリス」というテーマの元イメージもしやすかったように思います。

毎年楽しみにしているという方や、低年齢のこどもでも
楽しむことができると好評でした。
学生も臨機応変に対応を行い、
たくさんの参加者と対話を楽しんだり、
子どもたちの発想にびっくりしていました。
みなさん楽しい夏工作でしたね。
また来年~









2019年7月18日木曜日

7月28日に富岡市立美術博物館で「アートマネジメント演習1」の受講生がワークショップを開催します!

今年で第6回を迎える「夏休みわくわくワークショップ」、
授業で5つのプログラムの準備を行ってきました。
当日は美術館の企画展「アリスの時間旅行」にちなんだ
ワークショップを開催します。ぜひ足をお運びください。



【ワークショップ内容】
  • 「オリジナルサンドボトルを作ろう!」:小さなボトルに色のついた砂を入れて自分だけのサンドボトルを作りましょう。
  • 「トランプ兵を作ろう!」:画用紙やモールを使ってアリスに登場するトランプ兵を作りましょう。
  • 「光る!チェシャ猫を作ろう」:好きな色の折り紙などを使ってアリスに登場するチェシャ猫を作りましょう。目に蓄光のシールをはると光るよ!
  • 「オリジナルスタンプでおおきな絵本を完成させよう」:スチロールにようじで穴をあけて簡単なスタンプを作りましょう。記念に皆のスタンプを大きな絵本におしていってね。
  • 「アリスの仲間にへ~んしん!」:学生が作ったペーパープレートの王冠や帽子に自由に色を塗って身に着けられる素敵なアイテムを作ろう。
日時:7月28日(日曜日) (1)午前10時から正午まで (2)午後1時から3時まで
会場:1階市民ギャラリー、創作室、視聴覚室
所要時間:15分から30分(プログラムによって異なります)
対象:幼児から小学生まで
   注:ハサミなどの道具を使うため、保護者の方の同伴をお願いします。
参加費:無料
申込:不要(当日時間内に直接お越しください)
その他:汚れてもよい服装でお越しください。


デザインゼミ、アートマネジメントゼミが前橋七夕祭りに参加しました!

7月6日(土)にデザインゼミとアートマネジメントゼミ15名が
毎年恒例の前橋七夕祭りに参加しました。

今年は梅雨の中休みといった天候の中でしたが
たくさんの来場者がありました。
皆さんには短冊にお願いごとを書いて、笹飾りに吊るしてもらいました。
また、顔出しパネルもたくさんの方が写真を撮って楽しんでいました!
学生たちも会場のお祭り気分を味わいながら
来場者と触れ合うことができました。







2019年7月13日土曜日

アートマネジメントの授業で美術館で展示ボランティアに参加しました

7月5日~9日まで、「アートマネジメント特講1」と大学院「アートマネジメント特殊講義1」の受講生が高崎市立美術館の次回企画展「3は魔法の数字」の展示作業ボランティアとして参加しました。
講義で美術館ボランティアとは何か、という話を聞いた後インスタレーション等の展示を手伝いました。
日によって作業は異なりますが、展示会場を作り上げていく裏側を
少しのぞけたと思います。




展覧会は13日から開催されています、
参加型の作品もたくさんあり、大人から子供まで楽しめる内容に
なっています。
ぜひ会場にも足を運んでみてください!
詳細は→高崎市立美術館HP

2019年7月4日木曜日

R1年度 西洋美術史実地研修2 第三回研修


第3回実地研修は六本木の国立新美術館と新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で行いました。

午前中はまず「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展へ。

今年は、日本オーストリア修好150周年記念ということで、東京都庭園美術館「クリムト展」、目黒区美術館での「京都国立近代美術館所蔵 世紀末ウィーンのグラフィック-デザインそして生活の刷新にむけて」、そして秋には国立西洋美術館で「ハプスブルク展」と、オーストリアの首都として栄えたウィーンがらみの展覧会が目白押しです。

その中では、本展は、1848年の三月革命を経て、近代都市へと生まれ変わっていくウィーンを見せる前半部、世紀末にアカデミーの規範を離れて革新的な美術・建築・工芸・デザインを生み出そうとするウィーン分離派とウィーン工房を扱った後半部といった構成で、ウィーンという都市とそこで生まれた様々な美が提示されていました。

発表はいつも緊張しますね。

 前回「クリムト展」でクリムトとウィーン分離派について学んだので、今回の事前学習では、展覧会副題にも名前があがり、展示において1セクションが当てられている夭折の画家エゴン・シーレについてと、世紀末ウィーンの建築および工芸・デザインを理解する上で重要な様式「ユーゲントシュティーレ」の特徴についても予習。
本展は、絵画だけにとどまらず、ポスターや食器・家具、ドレスなど、多種多様な展示作品があり、博物館展示を勉強している人にとっても興味深い展覧会でした。

午前中は、一つの都市と一時代の美術をテーマに、美術・建築・工芸・デザイン・ファッションに見られる「近代性」に焦点を当てた展覧会だったのに対し、午後は、一人の画家の活動を追うモノグラフタイプの展覧会でした。フランス19世紀、バルビゾン派の画家フランソワ・ドービニーは、日本ではあまり知られていませんが、モネにも大きな影響を与えた風景画家です。
鑑賞前の事前学習ではバルビゾン派とフランソワ・ドービニーについて予習。

 近代化していく都市パリから離れ、フォンテーヌブローの森の中の小村バルビゾン派に集った風景画家たち。彼らはそれまでの風景画家たちと異なり、戸外での写生を重んじたことで知られており、印象派の先駆けとなったと考えられています。

 彼らのうちドービニーは、バルビゾンにとどまらず、セーヌ河を船で旅行しながら、川辺の風景を描いた画家です。水面に反射する光を描いたその作品や船をアトリエにするというアイデアは若いころのモネに引き継がれました。

 今回の展覧会は、日本初のドービニー展ということで、国内外から集めた約20点の作品が展示されていました。最初のセクションではドービニー以外のバルビゾン派の画家たちの作品が紹介され、次いでドービニーが初期にアカデミックな様式で描いた風景画、それから様式を確立して以降の作品という展示構成で、バルビゾン派の中でのドービニーの位置づけ、風景画分野での彼の独自性を浮かび上がらせていました。
 ドービニーは版画作品も仕上げており、版画とともに版木も展示され、版画技法の解説も丁寧にされており、小さな展覧会ながら芸術家の魅力を伝えるための様々な工夫がされており、充実した鑑賞体験を得られたようです。