6月13日の芸術の現場からでは、群馬県在住の画家、渡辺香奈さんをお招きしてご講義いただきました。
小さなころから絵を描くのが得意で、たくさんのコンクールでの受賞経験もあった渡辺さん、しかし美術系大学ではなく、異なる分野の大学に進み、一度は一般企業にお勤めになりました。
その結果4ヶ月で老舗画廊の日動画廊で賞を、また個展等の話が展開していきました。
このように画家になるきっかけと、どうしたら画家になれるかという戦略をしっかりと練り、自身の目指すかたちに近づいて行ったプロセスのお話は、学生にとっても新鮮で、目からうろこの落ちるようなものばかりだったのではないでしょうか。
その後のスペイン留学のお話や、昨今の展覧会のお話、
富岡産の木炭を使用してデッサンをするといった話も交え
あっという間の90分でした。
質問タイムでは積極的な発言も多く、
画家という仕事のたいへんさ、やりがい、実態などにも
ふれられ、大満足の講義でした。
渡辺さん、貴重なお話をありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿