2022年3月7日月曜日

大川美術館でアートマネジメントゼミがワークショップを行いました。

 3月5日(土)、春の訪れを感じるあたたかな日、アートマネジメントゼミ生3年生5名が大川美術館で「ステンシルでカードを作ろう」ワークショップを開催しました。当日は図書コーナーという小さな場所で来館者の方とゆったり対話を楽しみながら作品作りのサポートをしました。


館内では茂田井武展が開催され、彼の作品に出てくるモチーフを自由に選んで、学生が作ったステンシルの型にスポンジでぽんぽんと絵具を付けていきました。


小さなお子様連れの家族の方から、おひとりで遠方からいらした方、
お友達とのんびり美術館にいらした方などお話をしながら、
茂田井作品の余韻に浸ることが出来ました。

コロナ禍で、なかなか美術館での関連イベントが開催できない現在、
「少しでもこのような機会があると楽しい」、「またやってくださいね」と
お声がけをいただきました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

                  型を選ぶ様子
館にいらして立ち寄ってくれた方々
楽しく活動をサポートすることが出来ました

2022年2月24日木曜日

3月5日に大川美術館でアートマネジメントゼミがワークショップを行います。

アートマネジメントゼミでは県内の様々な美術館と連携事業をおこなっています。

今年度最後の連携事業は大川美術館の企画展にちなんだ内容です。

感染予防を徹底しながら行いますので、お時間ありましたらぜひお越しください。

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群馬県立女子大学×大川美術館ワークショップ
「ステンシルでカードを作ろう」


展覧会にちなみ、ゆったりと茂田井作品の世界観を味わうことのできる
ワークショップを県立女子大アートマネジメントゼミが企画しました。
学生が作ったステンシルの型から好きなものを選んでカードを作ります。


日時:3 月5 日(土)
午前:10 時30 分 ~ 12 時
午後: 1 時30 分 ~ 3 時
会場:図書コーナー
定員:午前、午後ともに15 名
参加費:無料(別途展覧会観覧料がかかります)






2022年2月21日月曜日

公立大学事例発表会に参加し、3つの事例を発表してきました

 高崎市では、地域が抱える身近な課題に、大学と企業等が共同で取り組む産 学連携を促進させると共に、大学が持つ知的資源、特に地域課題を解決するノ ウハウを広く紹介するため、前橋工科大学、高崎経済大学、群馬県立女子大学 による合同事例発表会を2月8日(火)に高崎市産業創造館にて開催しました。

 この発表会は、学生が地域貢献活動や新たなビジネスアイデアの展開を研究 し、発表することにより、地域経済の活性化や地域産業の振興に貢献すること を目的としています。

美学美術史学科では3つの事例を発表しました。

まずはデザインゼミによる「県内企業とのデザインマッチング事業『だ るま製作企業との干支だるま』『インスタント食品メーカーとのパッケージ』のデ ザイン」です。


次にアートマネジメントゼミによる「富岡市立美術博物館で行ったワークショップ作品を富岡の街中にフォト スポットとして設置」です。


          
         富岡市内のポケットパークに設置されたフォトスポット

最後に絵画ゼミによる「ベイシアスポーツクラブ伊勢崎店のインストラクター 30 名のキャラクターイラストを制作」を発表しました。


発表前の取り組みはもちろん、プレゼンテーションの準備なども頑張って取り組んできました。当日は他大学の魅力的な発表事例も多く、学生にとって大変刺激になる日でした。


2022年1月24日月曜日

西洋美術史実地研修で館林美術館に行きました

 「西洋美術史実地研修2」の授業では、2022年1月9日に第4回の見学実習を行いました。今回の見学先は、群馬県立館林美術館です。

同美術館では、開館20周年を記念して昨年11月から「フランソワ・ポンポン展」が開催されています。


館林美術館は、「自然と人間」をテーマとして2001年に開館しました。フランスの動物彫刻家フランソワ・ポンポン(1855-1933年)の作品や資料を多く所蔵しています。
ポンポンの動物彫刻は、代表作《シロクマ》にみられるように、動物の形態や動作を写実的にとらえたうえで単純化しているのが特徴です。彫刻家ロダンの工房に勤めていた経歴もあり、19世紀末から20世紀前半の西洋美術を考察するうえでも、ポンポンの存在は様々な視点を提供してくれています。

別館「彫刻家のアトリエ」

今回の研修では、神尾玲子学芸員による講演「ポンポンの石膏のひみつ」を聴講しました。ポンポンの石膏制作の目的には、「世話になった人への贈り物」「展覧会に出品するため」「石膏原型として」の3つがあることや、動物彫刻の制作にはロダン作品からの影響も認められることなどを学びました。

その後、本授業のために館林美術館に関するレクチャーをしていただき、開館20年の歴史をまとめた映像も見せていただきました。


美術館では、職員として働く美学美術史学科の卒業生たちにもお会いして、現在のお仕事などについてお話をうかがうこともできました。

神尾学芸員をはじめとする館林美術館の皆さま、温かいご配慮をどうもありがとうございました。

2021年度における本授業の見学実習は、これが最終回となります。新型コロナウイルスの影響により、すべて県内での実施となりました。しかし、その結果、本学が所在する群馬県の諸美術館のコレクションや、展覧会などの様々な活動についてより深く学ぶ機会を得ることができました。

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館林美術館「開館20周年記念 フランソワ・ポンポン展 動物を愛した彫刻家」
2021年11月23日~2022年1月26日
展覧会ウェブページ http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html


2021年12月15日水曜日

「アートマネジメント演習2」の授業でだるま工房「中喜屋」さんへ見学に行きました

 10月25日、毎年恒例のだるま工房に「アートマネジメント演習2」の授業で

見学に行きました。

ひさびさの学外学修で学生たちもうれしそうです。

工房の中喜屋さんの峯岸様より、群馬の達磨をはじめ全国の達磨についての

お話をしていただきました。

達磨館に展示された数多くの達磨に圧倒され、充実した時間を過ごすことができました。

また、工房のほうでは実際に達磨ができていく過程を見学することができ、

実りのある活動となりました。



その後、大学では峯岸様よりいただいた白いだるまに絵付けを施し、

各自で創作だるまを作りました。



群馬の伝統文化に身近にふれることから、今後の授業にいかしていただきたいです。


毎年峯岸様には大変お世話になっています。

ありがとうございます。

2021年11月23日火曜日

2021年度「西洋美術史実地研修2」高崎市美術館見学

今回(11月20日)は、県内の高崎市美術館を見学しました。

高崎市美術館入口にて

同美術館では、現在、展覧会「版画でめぐる印象派とその時代 マネ、ルノワールからゴーギャンまで」が開催中です。19世紀後半のフランスを彩った画家たちは、版画ではどのような作品を残したのでしょうか。

学芸員の方によるレクチャー

最初に、学芸員の柴田純江さんから、展覧会の見どころや美術館、同敷地内の旧井上房一郎邸についてレクチャーをしていただきました。油彩画と同じ主題や構図の版画は、油彩画の複製として制作されることもありますが、油彩画制作のための習作であったり、モノトーンによる、油彩画とは異なる試みの作品であったりすることを学びました。

展覧会の会場には、作者や技法によって表情が全く異なる版画作品がずらりと並んでいました。画家が刻んだ線の一本一本を詳細に観察できるのも、本展覧会の醍醐味といえます。淡い色彩のカラー・リトグラフや、ミュシャやロートレックたちによるデザイン性の高いポスターもあり、実に多彩な展覧会です。

旧井上房一郎邸と美術館建物

高崎市の実業家であり、高崎市の文化振興に大きく貢献した井上房一郎(1898-1993)の旧邸も見学しました。日本のモダニズム建築の先駆者アントニン・レーモンドの自邸兼事務所を写した建物として知られる、「レーモンド・スタイル」の木造建築です。イサム・ノグチの天井照明など、インテリアも見逃せません。

今回の実地研修では、西洋美術史のみならず、建築、また群馬や高崎の文化史も学ぶことができました。温かなご配慮ありがとうございました。

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高崎市美術館ホームページ
https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2014011000353/ 

第1回実地研修では、群馬県立近代美術館を見学しました。
美学美術史学科ウェブページ:
https://www.gpwu.ac.jp/dep/lit/art/info/2021/10/2021-2.html

2021年10月21日木曜日

中之条ビエンナーレ始まりました!!

 10月15日より、会期延期後ですが、中之条ビエンナーレが始まりました。

今年は町民アートプロジェクトへの作品出品として関わらせていただきました。

場所はイサマムラ交流館になります。

作品はこれまで行ってきた中之条の魅力を発信するものを

作品としてまとめました。

こんな作品です。




「勝手に中之条"空想"ステキ発信プロジェクト」


コロナ禍において、大学生の日常生活は遠隔授業の実施や学外活動が困難になるなど変

貌を遂げた。今年はその状況を逆手に取り、女子大生たちが中之条のステキな人、モノ、

場所などを大学内で勝手にリサーチして空想し、情報発信を行うことを試みる。会場では

来場者にフローチャートを体験してもらい、おすすめスポットの提案を行う。また、実際

にビエンナーレ期間中は2013年から継続しているブログでの情報発信を行う。こちらも合

わせてぜひ楽しんでいただきたい。


詳しくは下記の外部サイトへ

中之条ビエンナーレ公式サイト
https://nakanojo-biennale.com/

群馬県立女子大学アートマネジメントゼミ《勝手に中之条"空想"ステキ発信プロジェクト》YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tyS3hDgjM7w

【会場】群馬県中之条町 町内各所
【期間】2021年10月15日(金)-11月14日(日)の31日間 9:30-16:00 
【パスポート】当日1500円 / 高校生以下 鑑賞無料
【内容】温泉街や木造校舎など町内各所で絵画、彫刻、写真、インスタレーション等の展示、パフォーマンスを開催

主催:中之条町 / 中之条ビエンナーレ実行委員会 / 中之条ビエンナーレ運営委員会