2020年8月25日火曜日

群馬県立館林美術館でアートマネジメントゼミ生がワークショップを行いました。

8月23日、毎年恒例のアートマネジメントゼミによる館林美術館との 連携事業のワークショップが開催しました。 今年は大学も美術館も感染防止対策を徹底し、例年とは異なる形で なんとか開催するに至りました。 今年の企画展示「安野光雄 風景と絵本の世界」にちなみ作品に登場する 家をモチーフに型紙を作成し、デコレーションして自分だけのオリジナルハウスを 作るというワークショップでした。 学生たちはもし当日赴くことが出来ない場合、来館者自身が 困らずに作成できるようにと型紙というアイデアに至りました。 大学では少ない対面授業の中で試作を重ね、準備を進めました。 いつものように広範囲に広報は出来なかったのですが、 市内の小学校や美術館ホームページに告知したところ、 抽選30組という募集のところ4倍以上の申し込みがあったそうです。
当日は各テーブルに家族や友人一組につき 学生が一名サポートにあたりました。 マスクや手袋をしての実施、型紙や材料を触らない、おはなしも必要最低限といった制約の中 少しもどかしい点も多々ありましたが、 家族で楽しく工作を楽しんでいる様子を見れて とても充実したワークショップになりました。 ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。 そして、後日美術館ホームページに作り方動画と型紙をアップしていただきました。 ぜひこちらもご覧ください。 http://www.gmat.pref.gunma.jp/forkids/fk8.html

2020年7月14日火曜日

群馬県立近代美術館から出張講座にお越しいただきました

7月9日の「アートマネジメント特講1」の授業で
群馬県立近代美術館の教育普及事業について
お話をいただく出張講座に担当の小菅様、塩澤様にお越しいただきました。
開始前から教室内に普及ツールをたくさん掲示、配置してくださり
にぎやかな印象になりました。
作品のポスターを教室に貼っていただきました

まずは授業で紹介してきた「アートカード」を用いて
ウォーミングアップ、だれがいつどこでゲームとして学生たちは用紙に
書いていきます。
お互いのユニークな発想から柔軟になったところで
美術館で働く方々のお話や普及事業について紹介していただきました。

小菅様よりお話

塩澤様よりお話

最後は質疑応答と普及ツール体験の時間です。
普段は小学生などが用いるツールですが
作品パズルは結構難しい?ようで
大学生も楽しんで作品にふれることが出来ました。



充実した内容をどうもありがとうございました。



2020年6月17日水曜日

道の駅 ららん藤岡 × 美学美術史学科絵画ゼミ プロジェクト

道の駅  ららん藤岡の館内に「ミニ埴輪庭園」がこの春オープンしました。
藤岡は、古墳があり、埴輪、土器などが出土されたことでも有名です。
出土された一部の土器や埴輪などのレプリカを、
この庭園に展示しています。
2018群馬HANI-1(はにわん)グランプリで優勝した「わらう埴輪」もあります。

昨年度、ららん藤岡から依頼され、絵画ゼミが取組んでいたプロジェクト。
庭園の背景の壁(高さ約2m 幅約15m)の原画をゼミ生が複数案、制作。
その中から選ばれたデザインが、施工されました。
タイトルは、「flowering」
藤岡市の花である藤と冬桜がモチーフ。
タイトルの「flowering」には、開花・隆盛などの意味を込めました。
また案内板のデザインも同時制作。
その中には、ららん藤岡のオリジナルキャラクター「ららんちゃん」を
「埴輪ららんちゃん」「冬桜ららんちゃん」として学生がデザインし
登場しています。

ミニ埴輪庭園の案内

              全景です。パッと目を引きます
なんとも癒される「わらう埴輪」

            他にもたくさんの埴輪があり楽しい!
                         休憩スポットとして多くの人が訪れるららん藤岡です

道の駅  ららん藤岡とは、冬を彩るイルミネーションのデザインなどでも連携しています。

是非一度、
青空の下での色あざやかな壁画を見に、
お出かけください!


2020年2月28日金曜日

アートまつり中止のお知らせ

先日こちらのブログでも紹介した
群馬県立近代美術館のアートまつり(3月1日開催)は中止になりました。

以下、美術館HPより

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため
2/27~3/26までの期間に開催されるイベントを
中止いたします。


2020年2月7日金曜日

公立四大学事例発表会にデザインゼミが参加します。

高崎市では、産学官連携を促進させると共に、大学生の地域貢献活動や新たなビジネスアイデアの展開を広く紹介し、地域経済の活性化、また地域産業の振興に貢献することを目的とした、大学連携事例発表会を開催しております。
今年度も、学生が地域の課題解決に係る産学共同研究や社会貢献活動についての事例を発表いたします。

群馬県立女子大学からは本学科デザインゼミが参加します。
今回は、 1、デザインマッチング[(有)イシノ、(有)中村染工場] 2、群馬県立歴史博物館チラシポスターデザイン(大新田氏展/ハート 形土偶大集合) 3、前橋商工会議所(前橋まつりポスターデザイン他)の三つの取り組みを発表します。

外部の方も聴講いただけます。
どうぞ足をお運びください。

詳しい日程などは以下↓

公立大学連携事例発表会

日時

令和2年2月20日(木)午後1時~4時30分

発表大学

群馬県立女子大学、前橋工科大学、高崎経済大学

場所

高崎市産業創造館 多目的ホール(下之城町584-70)

定員

100名(先着順)参加は無料です。

対象者

企業の経営者・社員の方 、大学関係者・学生、市民

申込方法

2月18日(火)までに産業創造館内 産学官連携室へ

アートマネジメントゼミ生が美術館アートまつりに参加しました

1月26日(日)に群馬県立近代美術館で開催された美術館アートまつりに
アートマネジメントゼミの3、4年生6名が参加しました。
今回は「かさぶくろロケット☆彡」を作りました。
雨の日のスーパーでよく見る傘袋を使って、シールや
スズランテープを貼って、オリジナルのロケットを作りました。
美術館内のながーいギャラリーで飛ばして遊んだり、
学生が作った惑星のフォトスポットで撮影をしたりと
参加者は思い思い楽しんでいました!

この日は入り口にアートまつりの目印が!

続々とお客さんがやってきます。受付で材料を選びます。
 
自由にシールを貼ってオリジナルロケットを作ります。
学生もお話をしたり、アドバイスをしたり交流を楽しみました。

             完成したらギャラリーで飛ばします!
     みんな夢中で飛ばして遊びました!ゆるやかにふわふわと浮かぶので
               子どもたちは大はしゃぎ!
今回の企画を考えた三年生のゼミ生たち。記念撮影

2020年2月3日月曜日

「芸術の現場から」(県民公開授業) 国立西洋美術館の飯塚隆先生による御講義

リレー講座の第14回(最終回、2020.1.28)は、国立西洋美術館の飯塚隆先生にお越しいただきました。

飯塚先生は国立西洋美術館の主任研究員で、収蔵作品の管理や調査研究、展覧会企画に従事なさっています。主な展覧会に「大英博物館 古代ギリシャ展」(2011)、「橋本コレクション 指輪」(2014)、「黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝」(2015)、「ミケランジェロと理想の身体」(2018) があります。


今回は「展覧会の作り方」というタイトルで、学芸員の立場として、「作り手の観点から展覧会を見る」ポイントを教えてくださいました。

「指輪」展のチラシ(左)とポスター(右)

彫刻作品と深い関係のある幾何学的なデザイン

「指輪」展や「ミケランジェロと理想の身体」展を例に、チラシやポスターから展覧会会場のディスプレイ、演示具、キャプション、照明に至るまで、どのような工夫が凝らされているのか、様々なお話をうかがいました。作品そのもの以外にも見るべき点が多くあることに気づくことができました。

「指輪」展の会場風景


学生からの感想や質問もあり、解説していただくことでさらに理解が深まりました。

国立西洋美術館では、東京オリンピックを記念した展覧会「スポーツ in アート展―ギリシャ彫刻×印象派の時代」が7月に開催されます。飯塚先生は、現在、その準備をなさっているそうです。いったいどのような展覧会になるのか、今から楽しみです。

============
2019年度「芸術の現場から」は、これで終了です。
様々な分野の方々から、貴重なお話をたくさん伺いました。
講師の先生方をはじめ、ご支援、ご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました。

「芸術の現場から」講師一覧、スケジュール
https://www.gpwu.ac.jp/dep/lit/art/schedule.html