2017年12月3日日曜日

「西洋美術史実地研修2」(第4回)

いよいよ最終回。また上野に戻ってきました。
晴れ渡る青空、黄色く光る銀杏の葉。冬の穏やかな一日となりました。

午前中は「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」(東京都美術館)を見学。


激しい筆触の向日葵(ひまわり)の絵でおなじみの画家ファン・ゴッホ。彼の作品とは多くの展覧会で出会いますが、今回は日本美術の影響をテーマにした斬新な切り口の展覧会です。日本人によるゴッホ巡礼の紹介にも圧倒されます。


事前学習の発表でも、ゴッホと日本についてポイントを押さえた説明がありました。

立派な屏風の前で集合写真の撮影

午後は「北斎とジャポニスム」展(国立西洋美術館)を見学。


今回の研修では、西洋美術における日本美術との関わりについて、具体的な作品を鑑賞しながら深く学ぶことができたのではないでしょうか。



クリスマス飾りの綺麗な東京文化会館で、事前学習の発表をしてから美術館へ向かいます。課題はもちろん葛飾北斎について、それからジャポニスムについて。

大混雑の展覧会でしたが、自分自身の目で作品をひとつひとつ確かめながら、比較や考察も行えたでしょうか。


ロダンの《考える人》の前で集合写真の撮影。教員の声掛けに調子を合わせてポーズをとってくれた人たちも。それぞれの考える人、いい感じ。

さて、これで平成29年度後期の実地研修は終了です。
気づけば、師走。少し早いですが、どうぞ良いお年をお迎えください。

最後にひと言、履修生の皆さんへ。担当教員の私はいつも提出物の回収を忘れたりして、やたらと抜けていましたが、笑顔で見守り、サポートしてくれてありがとう。研修先での作業もテキパキ、皆さんがしっかりしていてくれて、助かりました。

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