中山さんは「文学座」に所属する一方、現代演劇やダンスの舞台を数多く手掛けられてきました。
この日は全国ツアーが終わったばかりの舞台を具体例として、どのように照明を設計して行くのかを基本的なところから大変わかりやすくお話しくださいました。
中山さんは、現場で装置が組まれた段階から、稽古の様子を見ながらイメージを膨らませていくそうです。大量の灯体(ライト)が設置された図面と写真を照らし合わせながらご説明頂いたので、非常に具体的に理解することができました。
照明の入っていない素舞台の稽古の様子を見た後、完成した本番の映像と見比べました。照明という技術の雄弁さをはっきりと実感できる貴重な機会となりました。
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