2010年12月3日金曜日

実技ゼミ 伊勢崎スケートセンター リンク内壁画

(中西工業株式会社グループ運営、2010年度10月オープン)

【メンバー】

群馬県立女子大学文学部美学美術史学科 実技ゼミ(絵画ゼミ、デザインゼミ)合計29名
3年生から院生の構成により制作

【大きさ】
両サイド 高さ1.2m×幅約36m×2面
正面   高さ約4.2m×幅約17m  
総面積  約150平方メートル         

【動物の構成】
◯入口より奥の面 手前から「寒い海」「アジア/オーストラリア」
◯正面 「アフリカ」                    
◯入口に近い面 奥から「ジャングル」「川辺」「身近」    
*スケート場から連想されやすい、シロクマ等が出てくる「寒い海」エリアから始まり、 アジアやアフリカなどを経て、身近な動物につながる構成になっている。

【期間】
1月  教員によるスケート場見学から始まり
3月  学生のスケート場見学~エスキース制作
5月  動物案決定
6月  原画制作
8月  データ制作(入れる)
9月初め 最終データをスタックプランニング(施行会社)に納品
9月下旬 プリント貼り込み
10月 オープン
2010.3.14 伊勢崎スケートセンターへ学生視察
中西工業株式会社、担当専務と学生の顔合わせ

2010.3.14 伊勢崎スケートセンター学生視察
リンク内の白い壁の状態でスケートを体験

動物案決定後、アトリエでの原画制作風景。
B1サイズのイラストボードにアクリル絵具で描く。
実際の動物の色にこだわらず、色を決めていく。
【動物案に決定した理由】
大型の動物などを、実物大に近い大きさで描くことで可能となる迫力。
ゾウやキリン、シマウマなどかなりの大きさになることへの期待。
動物の一部を背景に合わせ、色面的に処理をすることを提案。この部分をつくることで、子供たち等に想像する部分がうまれる。

↑2010.8.4 中西工業担当者の視察および慰問
     学生代表が作業の進捗状況を説明
【動物案決定までの経緯】
3月から具体的に検討をはじめ、6つの案を選択(陸の動物、海の動物、明るい・子供向け、レトロ、風景、物語)。その後、学内でプレゼンをおこない3つの案にしぼる(陸の動物、海の動物、明るい・子供向け)。3案を中西工業さんにプレゼンをおこない動物案に決定。

2010.8 60種類以上の動物原画制作が終了
原画をデジタル処理したあと背景部分と合成していく過程
全体を6つに分割
右側側面「寒い海」「アジア/オーストラリア」/正面「アフリカ」/
左側側面「ジャングル」「川辺」「身近」にわけ、
全体調整をしていく最終段階
【施行方法】
B1サイズ(728mm×1030mm)のイラストボードに原画制作をした後、原画をデータ化。
その後、背景と動物データを構成した最終データを施行会社に納品。
施行会社がプリントアウトしたものを、下地調整した壁面に貼り込む方法を選択。

2010.9.21~22
プリントアウトしたデータの貼り込み作業風景
まだ貼り込まれていないシート





伊勢崎スケートセンターリンク内壁画制作は新聞各紙、FM放送で取り上げられました
2010年10月10日 毎日新聞
(クリックで拡大します)
2010年11月18日 ぐんま経済新聞
(クリックで拡大します)
2010年11月23日 上毛新聞
(クリックで拡大します)
2010年12月3日 朝日ぐんま
(クリックで拡大します)

2010年8月27日金曜日

「芸術の現場へ2」群馬県立近代美術館ワークショップ

群馬県立近代美術館「もうひとつの場所 野又稔」展(平成22年7月17日(土)→8月29日(日))
群馬県立近代美術館で開催された野又稔氏の展覧会にあわせて、 空想の建物をテーマにして行われたワークショップ(8月10日から15日)に本学の学生がボランティアスタッフとして参加したもの。
ブロックや段ボールを使ったり、絵に描いたりして参加者の方々は空想の建物作りを楽しんだ。
本学参加前日にワークショップで制作された空想の建物。段ボールで出来ており、子ども達が中に入って遊んでいた。
本学学生がスタッフとして参加したワークショップ。小さな紙に空想の建物を自由に描き、大きな紙に貼って街をつくる活動を行った。
参加した子ども達が描いた建物を
紙に貼り付けているところ。

レゴなどのブロックを自由に組み合わせて建物を作っているところ。完成した建物を撮影して、印刷したものを壁に貼った。
ワークショップ参加者がレゴで自由につくったものを本学生が撮影しているところ。作品の写真は参加者にも手渡された。

2010年6月7日月曜日

「芸術の現場へ2」バラ園ファッションショー

バラ園 2010年6月6日
敷島公園のバラ園で、外部のデザイナーの方々と協力して行った屋外ファッションショー。 デザイナーが作り上げた独自のブランド服を着た本学の学生が、モデルとなってバラ園を歩いた。
今回のファッションショーではひとり2着程衣装が割り振られていた。髪も衣装によってかえており、メイクも外部の専門の方が担当した。
モデルは本物のバラの花びらが敷き詰められたコースを歩いた。 手には本会場に咲いているバラで作ったブーケを持つ。衣装に合わせて髪に花をあしらっているモデルもいる。
本学でモデル経験がある学生はほとんどおらず、有志で参加を募った。モデルの他に、フィッターとして裏方を担当した学生もいた。
今回のファッションショーのフィナーレを飾ったモデル。和服モチーフの衣装で、会場内の東屋の周囲を歩いた。

2010年4月10日土曜日

新入生研修旅行

2010 年4 月8 日(木)~9 日(金)
都内美術館鑑賞および歌舞伎観劇

4月8日(1日目)
 ●ホテル集合後、オリエンテーション(自己紹介もふくむ)
 ●ブリヂストン美術館
企画展
 「美の饗宴・東西の巨匠たち」
常設展
 西洋古代、印象派,ポスト印象派をはじめ日本の20世紀美術等を鑑賞

 ●歌舞伎座
演目
 「実録先代萩」
 「助六由縁江戸桜」

4月9日(2日目)
 ●国立西洋美術館
常設展
  14世紀~20世紀初頭の西洋絵画やロダンを中心としたフランス近代彫刻を鑑賞

 ●東京国立博物館
特集陳列
  「仏像の道インドから日本へ」
常設展
 国宝 花下遊楽図屏風(かかゆうらくずびょうぶ) 狩野長信筆 他を鑑賞

〈1日目〉滞在する宿に集合。オリエンテーション風景
東京駅近くのブリヂストン美術館鑑賞後、東銀座の歌舞伎座に到着。さよなら公演もあいまって、大変な混雑
「御名残四月大歌舞伎」終演後。築後84年、改修後58年の歳月を刻んだ歌舞伎座を背景に記念撮影
〈2日目〉上野恩賜公園にある高村光雲作、西郷隆盛像の前で記念撮影。
これは100年以上前の明治30年(1897年)に作られたもの。犬は後藤貞行作
国立西洋美術館。松方コレクションが核となる常設展鑑賞後、ロダン作「地獄の門」の前で記念撮影。松方幸次郎氏購入後、1959年フランス政府より寄贈返還されたブロンズ鋳造作品

2010年4月7日水曜日

学生同士による芸術プログラムの説明会

プロの方たちとの共同作業や地域社会の中での実践など、ユニークな経験ができる「芸術の現場へ」。
新入生歓迎行事の一環として、参加学生の中から有志がそれぞれの活動内容を紹介しました。

先輩たちの経験談に興味津々の新入生。 くわしくは「芸術プログラム」のページをご覧ください!