2015年2月10日火曜日

能の発表会(芸術の現場へ3・コース2)が開かれました


芸術プログラム「芸術の現場へ3(コース2)」では、年間を通して毎週一回、能の稽古が行われています(指導:下平克宏先生、大槻崇充先生)。今年は年度末に学内でささやかな発表会を開くことにしました。開催を決めたのは秋になってからでしたが、目標ができたことで毎週の稽古の雰囲気も変わり、受講生の間に緊張感が漂っていました。
緊張の面持ちの4人。後ろはご指導頂いている大槻先生
初めは四人の謡。
続いて仕舞。二人で同時に舞い、あとの二人が謡を担当します。ふだんは先生がついてくださっていますが、今日は全くの無の空間に、自分たちだけで一切を作り出します。大変なプレッシャーがかかる中、みんなよく頑張っていました。
再び四人での謡、続いて二人での仕舞です。
かなり緊張している様子でしたが、多くの観客に見守られながら何とか最後まで演じ切ることができました。
なかなか触れる機会の少ない能ですが、自ら体感することを通じて奥深さを知ることができます。休まず稽古を続けた受講生たちには得難い経験になったようです。

なお、この発表会の運営は、同じく「現場へ3」のコース1が担当しました(1月22日昼休み、講堂にて)。

0 件のコメント:

コメントを投稿