2016年2月12日金曜日

芸術の現場から 最終回 奥田庸介さん(映画監督)、大江直哉さん(映像作家)

「芸術の現場から」の今年度最終回の授業が行われました。
今回は映画監督の奥田庸介さんと映像作家の大江直哉さんにお越しいただきました。

講義のテーマは「映画における同時多発的感情」。
すこし怖かった学生もいたかと思いますが
暴力的なシーンをうつす「ドーン・オブ・ザ・デッド」と
「ファーゴ」を鑑賞した後、その意味や違いを対話を交えながらお話いただきました。
その後、奥田監督作「東京プレイボーイクラブ」を鑑賞し、
暴力的なシーンの間に存在する映画のメタファーについて
語られました。


奥田庸介さん

大江直哉さん



お二人が講義のなかでお伝えしてくださったことは、
映画の一つの見方としての「映画における同時多発的感情」、
そして映画とは、人間を突き詰めて考えていくということでした。
監督という立場から、また映像作家という立場から
お二人が掛け合いながらシンプルではあるけれど、
とても重要なことをお話してくださり、心に響きました。

今年度のこの授業を締めくくるにふさわしい、
多様な価値観のありかたをみせていただくことができました。

どうもありがとうございました。

奥田監督の作品 http://tokyoplayboyclub.jp/

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