2016年11月21日月曜日

県民公開授業「芸術の現場から」(2016年11月16日)


オペラ歌手の日向由子(ひなたよしこ)さん(藤原歌劇団)が講師としてご来校。
今回は特別に講堂でコンサート形式の授業でした。


皆に語りかける日向さん。ピアニストは御園生瞳(みそのうひとみ)さん。


メゾソプラノの魅惑的な歌声で、ビゼー作曲『カルメン』から「ハバネラ」や、イタリアのカンツォーネ『忘れな草』、アンドレア・ボチェッリとサラ・ブライトマンによるイタリア語と英語のデュエット曲で有名な『コン・テ・パルティロ』(=タイム・トゥ・セイ・グッバイ)など全部で7曲を披露してくださいました。
 
日本では『鬼のパンツ』の替え歌で知られる『フニクリ・フニクラ』(19世紀末、ヴェズヴィオ火山にできた登山電車の宣伝曲)を教わり、イタリア語(ナポリ方言)で合唱。
 
歌詞を目で追いかけながら、歌声高らかに「イャンモ、イャンモ」(「行こう、行こう」)。
スタインウェイのグランドピアノも楽しげに鳴り響きます。
 
オペラやパート(声部)についての解説や、オペラ歌手を目指すことになったきっかけ、イタリア留学の体験談など、豊かで学ぶことの多い授業でした。
素敵な時間と空間をありがとうございました。
 

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