美学美術史学科では、美学、日本美術史、西洋美術史、美術実技、アートマネジメントの各分野を学ぶことができます。このブログとX(https://x.com/aesth1)では、学科の活動の最新ニュースを紹介しています。学科のより詳しい紹介は、本学HPの学科案内をご覧ください。 https://www.gpwu.ac.jp/dep/lit/art/index.html
2021年4月20日火曜日
2021年度 「芸術の現場から」が始まりました!第一回 大川美術館館長 田中淳先生
一年越しに「芸術の現場から」の講義が始まりました。
外部の講師の方をお招きして、それぞれの芸術の現場のお話をいただく講義です。
昨年授業できなかった学生も今年はたくさん参加しており、76名の受講生がいます。
4月19日、前週のガイダンスを経て、第一回の講師の先生がいらしてくださいました。
群馬県でも有数のコレクション数を誇る大川美術館の館長田中淳先生です。
先生は国立近代美術館、東京⽂化財研究所を経て現職という経歴をお持ちです。
年間4本の企画展を開催し、コロナ禍ではありますがSNSでの情報発信など活発に行っています。
講義ではまず1,2年生が多いということで、
群馬県の美術館はどこにあるのか、その位置関係と地図も用いてわかりやすく伝えてくれました。
群馬県には実に多くの美術館があり、首都圏の中でも注目すべき美術館がたくさんあるという事、
在学中に何度でも足を運んでほしいとおっしゃっていました。
そして、本題の「大川美術館について」に入ります。
概要、コレクションについて、活動と展覧会という流れで、とても分かりやすくお伝えいただきました。
大川美術館が私立のコレクションを核とした美術館であること、大川栄二さんが松本俊介の作品に
どのように出会い、そして関連するだろう作家の作品を収集していったか、など興味深いものでした。
貴重な資料や公立美術館とは異なる収集の仕方、また作品数に圧倒されました。
最後に「こども×アート×まち」という大川美術館の取り組みもご紹介していただきました。
地域に根差した美術館として、これまでの活動や、今後の展望もお話いただきました。
また、本日より開催の展覧会、夏の企画展の見どころや出品作家の情報も、
聞いたらすぐに見に行きたくなる気になってしまいますね。
学生たちもこれから美術館にたくさん足を運びたいという気持ちが高まってきたと思います。
大変貴重なご講義、ありがとうございました。
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