6月15日の「芸術の現場から」では、日本、アジアの若手作家を中心に育成、発掘、紹介を続けるミヅマアートギャラリー エグゼクティブ・ディレクターの三潴 末雄先生にお越しいただきました。
美学美術史学科では、美学、日本美術史、西洋美術史、美術実技、アートマネジメントの各分野を学ぶことができます。このブログとX(https://x.com/aesth1)では、学科の活動の最新ニュースを紹介しています。学科のより詳しい紹介は、本学HPの学科案内をご覧ください。 https://www.gpwu.ac.jp/dep-pos/dep/lit/art/index.html
2026年6月26日金曜日
6月15日 芸術の現場から ミヅマアートギャラリー エグゼクティブ・ディレクター 三潴 末雄先生
2026年6月24日水曜日
6月8日(月)「芸術の現場から」 株式会社ルーデル AIプロダクション部 執行役員 角田徳秀先生 『生成AIとの向き合い方を学ぶ』
2026年6月8日、株式会社ルーデル AIプロダクション部 執行役員の角田徳秀氏をお招きし、生成AIの活用に関する特別講義を行っていただきました。
講義では、角田氏が所属する株式会社ルーデルおよびレアゾングループの事業紹介をはじめ、広告事業、ゲーム事業、コンテンツ事業、研究開発、AIを活用した制作領域など、幅広い分野での取り組みについてお話しいただきました。
ゲーム開発、映像制作、画像解析、ロボット技術の研究開発など、生成AIやデジタル技術がさまざまな現場で活用されていることが紹介されました。
特に、ゲームや映像制作の現場では、生成AIによって制作工程が大きく変化していることが示されました。キャラクターのポーズ変更、背景や画風の検討、動画生成、レタッチなど、これまで多くの時間と人手を必要としていた作業が、AIとの対話によって短時間で試行できるようになっています。角田氏からは、AIは「完成品をつくる道具」というよりも、制作の可能性を広げ、思考や試行の量を増やしてくれる存在である、というお話がありました。
また、生成AIを活用する際の考え方として、「Why=なぜ使うのか」「How=どのように使うのか」「What=何をつくるのか」という視点が示されました。AIを使うこと自体を目的にするのではなく、自分の目的やビジョンを明確にしたうえで、AIと対話しながら制作や思考を進めることが大切であると説明されました。
生成AIについては、山登りに例えた説明もありました。目的地となる「頂上」を人間が定めたうえで、AIはそこへ向かうための「ロープウェイ」のような道具として活用できます。ロープウェイを使えば、途中の道のりを効率化し、早く高い場所までたどり着くことができます。一方で、乗り方や行き先をよく考えずに使うと、自分が目指していた頂上とは違う場所にたどり着いてしまうこともあります。だからこそ、どの山を登るのか、どのルートを選ぶのか、どこをゴールとするのかを決めるのは人間である、という考え方が示されました。
2026年6月2日火曜日
6月1日(月)「芸術の現場から」 一般社団法人霞会館学芸員 大口裕子先生
6月1日の「芸術の現場から」は、一般社団法人霞会館の学芸員、大口裕子先生をお迎えして、貴重なお話をしていただきました。

大口先生は伊勢物語絵の研究者として知られており、ご研究の紹介と研究をすることの面白さから始まり、霞会館で学芸員として勤めるお仕事のさまざま―展覧会の開催や所蔵品の調査研究、また修復についてお話しくださいました。
霞会館は前身が明治7年(1874)創設の華族会館で、昭和22年(1947)に華族制度廃止にともない、霞会館と改称して、伝統文化の伝承と社会貢献活動を推進するようになった団体です。昭和50年(1975)の百周年記念事業の一環で、近世から近代の皇室や華族、公家、武家、勲功などが関わるテーマを基軸に展覧会を開催するようになったとのことでした。
資料のご所蔵者や共催館の方々、情報提供者の方々をはじめ、広報物や図録の制作、施工、輸送、撮影など多くの方々の手を経て初めて一つの展覧会ができること、調査研究や修復も多くの方々との協働でできることを、展覧会場や、写真帖、陶磁器、ドレスなどの資料の写真とともに具体的にお話しくださって、興味がつきませんでした。
戦後も80年となり、公家や大名、華族が歴史上のものになっていると感じられます。そのような状況でかつてあった文化を探求され、いまに紹介されているお仕事が意義深く思われました。






