美学美術史学科では、美学、日本美術史、西洋美術史、美術実技、アートマネジメントの各分野を学ぶことができます。このブログとX(https://x.com/aesth1)では、学科の活動の最新ニュースを紹介しています。学科のより詳しい紹介は、本学HPの学科案内をご覧ください。 https://www.gpwu.ac.jp/dep/lit/art/index.html
2021年5月24日月曜日
「芸術の現場から」山重徹夫先生
本日の『芸術の現場から』は、中之条ビエンナーレディレクター、ビエントアーツギャラリー代表の
山重徹夫先生にお越しいただきました。
群馬県内の国際芸術祭といえば、中之条ビエンナーレ!といわれるように
2007年から始まった取り組みについて、そのきっかけや立ち上げ、これまで行われてきた
芸術祭の様子などをたくさんの画像、映像資料とともにご紹介していただきました。
アーティストってどんな人なのだろう?というお話から始まり、
アーティストが主導で行う場を作りたい、コミュニティをもう一度再生させたいといった思いから
ディレクターを長年務めていらっしゃったとお話しして下さました。
紹介してくださった内容は多岐にわたるもので、
ご自身ディレクターがを務めた芸術祭のお話を交え、実際の現場の声を届けてくださいました。
山重さんは、国内外を問わず作家とじかに話をし、現場を回り、会場を探したりと
丁寧に作家や地元の方々と向き合ってきた様子が印象的でした。
また、その時々の社会状況に応じて芸術祭を展開し、国際交流やマルシェ、会期中のショップ、
サポーターの制度などを立ち上げ、全力で楽しみながら行っていることが伝わるものでした。
たくさんのご経験から『伊豆アートサイト』、『するがのくに富士ビエンナーレ』のお話、また
ビエントアーツギャラリーのお話にも触れていただきました。
ディレクションというアートマネジメントにかかわる仕事がどういうものか、
その熱量に学生も圧倒された様子でした。
今年も秋には中之条ビエンナーレが開催されます。
せひ皆さんで足を運んでみましょう。
本日は貴重なご講義、ありがとうございました。
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