3回目の「芸術の現場から」では現代美術家の宮島達男先生にお越しいただきました。
宮島先生は国際的にもご活躍されている第一線のアーティストです。
今日のご講義では、前半は先生の作品のご紹介をしていただきました。
前半は世界各地に所蔵されている作品のご紹介、2つのソウゾウリョク(想像力と創造力)が人間力ともいえること、現在アメリカで行われている「STEAM教育」には中心に「ART」があることなどポイントを押さえながらお話いただき、アートの役割を考えるきっかけにもなりました。
その後「Art in You」すべての人にはもともとアートが備わっている、すべての人が創造力/想像力を発揮することが出来るというお話もご自身のローカルな場でのプロジェクトなどを交えながらお話してくださいました。
時折哲学者の言葉も紹介され、美学美術史学科をはじめとする本大学の受講生はその言葉にハッとさせられた人も多かったのではないでしょうか。
先生のお話はポイントを押さえていて、1年生や美学以外の学生にもとても分かりやすく、またアートの力を感じ、聴講した4名の教員もじ~~んとしていました。
これまでも各地で展開してきたワークショップですが、今回は聴講する学生たちが実際にプロジェクトの作品を構成するタイム設定を行いました。
先生からのご説明の後、本プロジェクトのディレクター嘉原さんの進行により、ワークシートにカウントダウンのスピードとコメントを記入していきました。
学生たちはしばらく静まり返り、じっくりとそれぞれ考えていました。
あとで宮島先生が「こんなに静かだったのは初めてだ」とおっしゃったように、真剣そのものの表情でした。
そして、記入し終えた人から、先生に直接シートをわたしに行きます。そこでは短い間ですが、コメントを読み、学生一人一人と対話をしてくださいました。
みんな並んで提出・・・!青田先生もこの交流はきっと一生の思い出になることでしょう。
そして、2027年のプロジェクト作品の完成が楽しみですね。
宮島先生、そして嘉原さん、皆様本日は貴重なご講義とワークショップの体験をありがとうございました。今後のご活躍もお祈りしています。
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