2023年7月14日金曜日

「芸術の現場から」
6月26日 吉河歩香先生

「芸術の現場から」6月26日の講師は、益子陶芸美術館学芸員の吉河歩香先生をお迎えしました。

吉河先生は、本学文学部美学美術史学科を卒業された後、学習院大学大学院で近代陶芸について専門的に学び、修了後は研究テーマであった益子焼を専門とする益子陶芸美術館で学芸員として活動されています。陶芸分野の若手学芸員として活躍が注目されています。

ご講義は、「新米学芸員のリアルな日常」と題して行われました。学芸員としての日頃のお仕事を画像を用いながらとても分かりやすくお話し下さいました。画像には、扱われている美しい陶芸作品も豊富に登場し、作品を楽しめる場ともなりました。

履修者の中には学芸員課程を履修する人も多く、本学出身の年齢の近い現役学芸員である吉河先生のお話は、実感として受け止めることができたようで、まさに「リアル」を感じ取ったようです。授業後に提出されたコメントにも、学芸員の仕事内容のことがリアルに分かった、学芸員の仕事に一段と惹かれた、県女出身の方にお話をしてもらえてよかった、年齢の近い方にお話を聞けてよかった、などの声が寄せられました。
ご講義の最後には、ご持参くださった陶磁作品を実際に鑑賞したり、扱わせてもらう時間を設けて下さり、一段と印象深い経験となりました。

吉河先生、充実したご講義、ありがとうございました。

◇【益子陶芸美術館】
http://www.mashiko-museum.jp/

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