冨樫先生は、1998年に相米慎二総監督のオムニバス映画『ポッキー坂恋物語・かわいいひと』の一編を初監督、2001年に『非・バランス』で長編デビューなさいました。以後の作品に『ごめん』『あの空をおぼえている』『おしん』等があります。また御著書に『俳優の演技術』(フィルムアート社、2017年)があります。
今回のご講義のタイトルは、「映画の現場で大切にしていること」。
映画と出会った大学時代や『非・バランス』で長編デビューなさるまでのエピソードを導入に、監督としてどのような映画を撮りたいのか、映画で俳優が演技するとはどういうことか、またスタッフたちと現場でどのように関わっているのかについてお話してくださいました。
『非・バランス』を見ながら |
『おしん』(DVDトップメニュー) |
映画の構造について教えていただいたり、撮影現場を通した俳優の成長過程と作品とのつながりや、監督やスタッフの役割などについてお話をうかがったりすることで、映画の見方が変わっていきました。
学生からの質問 |
自分が映画を撮る理由や映画で何をしたいのかを突き詰めて考えるというお話をうかがい、自分の人生のあり方を考えることの大切さについてもあらためて学びました。
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2019年度「芸術の現場から」 2019年10月~2020年1月
火曜 16:20~17:50 群馬県立女子大学 2号館2階 CALL2号教室にて
スケジュールはこちらをご覧ください。
https://www.gpwu.ac.jp/dep/lit/art/schedule.html
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