阿部先生は、これまで文化庁メディア芸術祭事務局長、芸術選奨推進委員などを歴任なさってきました。
マンガの展覧会は、第二次世界大戦後の1947年に百貨店で開催されたのが始まりとのことです。文化庁メディア芸術祭の第1回会場は、美術館ではなく新国立劇場でした。それが10年後には、当時新設の国立新美術館で開催されるようになります。
マンガやアニメの展覧会は世界にも広がり、大英博物館でも今年「マンガ展」が開催されました。
阿部先生は、文化庁メディア芸術祭が行ったことは、ジャンルのヒエラルキーをなくしたことですと語られました。
次のテーマ「表現者として社会につながるには」では、制作に携わる若い学生たちに向かって、「考える、つくる、見せる、伝える」ことの大切さについてお話してくださいました。
先週に続き、展覧会企画・運営についてのご講義を受けて、新たな側面を学び、理解を深めることができました。
また、様々な点において自己表現や社会との関わり方を考えるうえで、多くの学生が前に進む勇気をいただいたようです。
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2019年度「芸術の現場から」 2019年10月~2020年1月
火曜 16:20~17:50 群馬県立女子大学 2号館2階 CALL2号教室にて
スケジュールはこちらをご覧ください。
https://www.gpwu.ac.jp/dep/lit/art/schedule.html
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