2013年7月24日水曜日

【授業紹介】西洋美術史特講3/大野 陽子

 美術史の授業では、スクリーンにプロジェクタで写しだした作品を見ながら、作品の見どころ、主題の意味、芸術家の意図を学んでいきます。 (講義には概説と特講があるのですが、概説でその分野の基本的な知識(例えば西洋美術史の通史)を、特講ではより専門的な内容を扱います。)


 今回ご紹介する西洋美術史特講3では、「ルネサンス」「バロック」など西洋美術史の中の特定の時代に焦点を絞って、「ルネサンスとはなにか?」「なぜ神話の絵が描かれたのか」「17世紀の西洋絵画はなぜ背景が暗い絵が多いのか?」「描かれた"花"の意味は?」といった個別のテーマをクローズアップしています。



 
    時には17、18世紀の画家たちが風景画を描くために使った装置カメラ・オブスキュラを覗いてみたり、制作の裏側に触れたりもします。 作品が作られた時代の人たちがどのように自分たちの周りの事物や世界をとらえていたのか、どのようにして作品を見ていたのかを知る、「時代の目」で美術を見てみませんか?